市勝幼稚園のカラフルなトイレデザイン |アクリル固体表面
北名古屋市の鹿津幼稚園の改修計画に、カラフルなアクリル無垢材をトイレに巻き付けた、ユニークでかわいいトイレ空間のデザインが提案されました。 “このトイレは年少クラスの児童が使用するトイレで、園児がドアで遊んだり、ドアに手を挟まれたりしない設計を要望し、ドアがなくプライバシーを確保できるスパイラル形状が提案されました。
トイレトレーニング真っ最中のジュニアクラスの児童が、扉のないブースで入りやすく、先生の手を借りずにスムーズにトイレができる画期的なアイデアです。ブースの高さはお子様の身長に合わせて設定されており、大人の方でも中が見やすく安全性が高いです。また、角がないデザインなので汚れや雑菌がたまりにくく衛生的です。
コンポーネントは工場で 2 つの部分に分けて製造され、幼稚園でシームレスに接合されました。これは、曲げや継ぎ目のない接着など、アクリルソリッドサーフェスのユニークな特性を利用しました。
志勝幼稚園は1964年開園で、改修前のトイレは築45年。閉鎖的なデザインと冷たい雰囲気があり、子供たちには暗くて怖く感じられました。特にトイレトレーニング中はトイレに行きたがらない子が多いです。明るくカラフルでかわいらしく、子どもたちが抵抗なく入り込めるワクワクする空間を目指して取り組みました。
リノベーションなので、既存の建物に合わせたデザインにする必要がありました。トイレ以外の工事のアクセントカラーとして3色(黄色、オレンジ、緑)を採用し、トイレも同じ色合いでデザインしました。トイレブースにはアクリルソリッドサーフェスのシトラスオレンジとインペリアルイエローを、小便器の間仕切りにはブルーミンググリーンを採用しました。床や壁などの白一色に対して、鮮やかな色で視認性を高め、お子様のトイレ利用を促します。子どもたちは「今日はオレンジだ!」と話すなど、カラフルなトイレを楽しんでいました。アクリルソリッドサーフェスは汚れに強く、お手入れが簡単であるため、教師からも非常に高く評価されています。
機能的でありながら、子どもたちの心の成長と感性を促すトイレ。
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アプリケーション:
● トイレの間仕切りデザイン
デザイン:鈴木康士氏、田中麻美氏。一級建築士事務所アトリエユニゾン
参加者:株式会社山下企画事務所
製作:株式会社インテック
Photography: Yoshihito Imaeda
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